「楽しかった!」という講師は、成長できない


講師という仕事を真剣に行うと、「楽しかった!」とは言っていられません。

1日6~7時間の研修では、体力を使い果たし、ヘロヘロです。
2時間程度の講演でも、緊張感が解放され、持病の片頭痛になることもあります。

これは、講座だけの話しです。

始まる前の準備もありますし、終わった後の反省会などもあり、拘束時間は、上記に加え、数時間加算されることもあります。遠方に移動することも多いため、前泊したり、移動だけで何時間も使います。

お客さまの意図を把握するために、最低でも1回、できれば2~3回打ち合せをする必要が出てきます。講座のテキストを作る時間も必要です。1~2日ではまず作れません。講座の下準備で、本を読んだり調べたりして時間を使うことも多いです。

講座を成功させるためには、1~2回のリハーサルが必要です。
ここまでしても、講師料は1日分しかないので、1日の売上は働いた分の5~6日で割るような感じになります。

だから、大変なのです。
「楽しかった!」と言っている講師は、ここまで準備をしていないのだと思います。

私が起業した当初は、みんなに「楽しかった!」と言っていました。
それは、自分の目線だけであり、人にどう伝わるかまで考えていないことから出てくる言葉です。

準備が大変だろうが、ヘロヘロになろうが、片頭痛になろうが、私はやりがいがあるからやっています。

講師が、「楽しくない」と、受講生に伝わりますので問題ですが、「楽しかった」と自分目線で満足しているうちは、まだまだです。

それよりも反省してください。
講師は、楽しいからやるものではありません。

相手に教えて動かす、相手を楽しませるものですから。



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