大岩俊之はこんな人です
私がなぜ人に伝える仕事をしているのか?
会社員時代、短期間も含めると、何社か会社を変わってきました。
あまり人に話してこなかったのですが、派遣社員で働き、社員以上の仕事をしても認められず、収入も超安いという非常につらい経験もしました。短い期間ではありますが、ITエンジニアとして働いたこともあります。
ほとんどは、営業の仕事をしていたのですが、引き継ぎをした回数も人より多いかもしれません。でも、そこで必ずいわれた言葉があるのです。
「大岩さんからの引き継ぎは、非常に分かりやすい!」と。
どの会社でも同じように言われてきました。ということは、その当時から、人に教えるのは上手だったのだと思います。
転職したとき、丁寧に引き継ぎをされた記憶はありません。ほとんど知らない仕事にもかかわらず、資料を渡されて終わり、営業同行はたった3日だけなどひどいものです。なかには、私が受け持つ取引先すべてに、「今度の担当者は使えないから、早く辞めるよう意地悪して!」と、根回ししている人もいました。
こんな感じですから、お客様に嫌がられたり、「こんなことも知らないのか?」と罵声を浴びせられたことは1回や2回ではありません。逆に、営業マンとして鍛えられましたが。
だから私は、転勤してきた人、転職して入社したばかりの人には、「自分と同じようにイヤな思いをして欲しくない!」と考えていました。
自分が引き継ぐ人には、自分が持てる情報をすべて提示し、私が売上を上げた営業先に貢献できるよう、全身全霊で教えてきました。おそらく、ここが私の講師としての原点だったんだと。
トップ営業マンとして、転職当時に悩んだ専門用語ノート、お客様企業を徹底的に調べあげた組織図とキーマン表、お客様の性格、常に進んでいる案件リストと絡んでいる部署、担当者リスト、好意的な人とそうでない人のリスト、競合他社の営業マンの性格などなど、私が作り上げてきたすべてのものを渡してきました。
自分の持てる知識はすべて出し、実際の事例を交えながら教えるというのは、今でも忘れていません。
家電アドバイザーとして独立したが廃業!
理系出身で、エレクトロニクスの進化が大好きです。エンジニアにはなり損ねましたが、電子部品メーカー、半導体商社で大手AV情報メーカーや、自動車部品メーカーと取引することができました。お客様先に営業する仕事が、楽しくて仕方がありませんでした。商品を売ると言うより、新しい製品開発の方にしか興味がありませんでしたが。笑
最終的には、独立して家電に関係した仕事につきたいと、一旦、パソコンメーカーに入り、家電業界について学んだ後、家電アドバイザーとして独立を目指しました。入社した会社がオーディオメーカーに吸収合併されたこともあり、ホームシアターにも興味を持ちました。
ホームシアターの販売設置、ホームネットワークの設計設置、家電の買い物同行、家電評論家などを考えていましたが、実際にした仕事は、家電の買い物同行やパソコン設置やセットアップサポートのような感じです。
友達や知り合いが家電を買いに行くときは、アドバイザーとしてたいてい呼ばれます。そんなことから、かなり需要がある仕事だと思っていたのですが、家電を買いたい人は、安く買いたい人ばかりです。家電量販店が全盛期の時代でしたので、お店に行けば店員がたくさんいますし、私にわざわざアドバイス料としてお金を払う人も少なく、家電アドバイザーの仕事は断念しました。
家電の評論家も目指していましたが、何をしたらいいか分からず、ある有名AV評論家の方の講演会に行き、すき間時間に、アドバイスをいただいたりもしました。「雑誌に寄稿するといいよ!」とアドバイスをいただいたのですが、当時は、自信も度胸もなく、そのままになってしまいました。
結局、家電に関連した仕事は止めて廃業にし、セミナー講師やキャリアコンサルタントとしての道を歩むことになったのです。運良く、地元の名古屋テレビ(メーテレ)から声がかかり、家電の達人として、毎年テレビ出演することは続いています。
講師の仕事は、神に導かれた不思議な仕事!
「独立して講師の仕事」をしているなんて、夢にも考えたことがなかったです。会社員時代は、人前でしゃべったことすらありませんでしたから。
今では、講師として年間150日くらい登壇するようになりました。もともとは、自分でセミナーを主催するセミナー講師でしたが、今では、全体の70%くらいは、企業、団体から、任意団体や知り合いなどに呼ばれて講師をしています。
よく人に言われるのですが、「講師だけで食べていけるのですか?」と。起業して、10年経過しましたが、会社員のときよりも稼げるようになり、比較的安定しています。情報や知識への投資は必要ですが、飲食店や物販のように、設備費用もなく、物の仕入れはありません。
基本は、「講演・研修・セミナー講師としての講師業」で、生計を立てています。他には、コンサル契約、本の印税などもあります。今後は、体系的にいろいろ学べるように教育団体なども作っていく予定です。
講師の仕事は、楽しいが、簡単に稼げるわけではない
最近は、セミナーブームです。講師になりたい人が、たくさん出てきました。
でも、1つのプロとしての職業ですので、世間で言われているように、「前に立てば講師」「誰でも簡単に稼げる」というわけではありません。
「3ヶ月で○○円稼げる!」というセミナーが多いのにも、少々疑問を感じています。
どんなビジネスでもあるように、講師業も、他の講師と競争の世界です。
私は好きなので楽しいですが、決して楽でも、簡単でもありません。
企業が生き残るように、「他の人との差別化」「誰もやっていないテーマ」「面白い、楽しいなど人気がある」「知名度がある」「分かりやすい」「経験・実績がある」などは、講師の基本です。
最終的には「たくさん広告費用をかけて目立つ」「本を出して知名度を上げる」というのも、ブランディングに影響してきたりします。
大切なのは、他人の知識ではなく、自分の知識、経験を教えることです。
この辺りを、勘違いしている人が多すぎます。
講師を目指したきっかけ
私は、起業する前に、フォトリーディングという速読セミナーに、何度も通っていました。そこで、しゃべっている講師の姿が素敵でしたので、講師という職業に憧れていました。
ちょうど、マインドマップを習っているとき、講師の方から、「セミナー講師」という生き方があることを教えてもらい、目指すようになったのがきっかけです。
当時は、マインドマップやフォトリーディングといったセミナーから、コーチングの流行がけのときでしたので、講師の先生を見ていると、すごく輝いて見えたのです。
今ほど、貸し会議室もなく、SNSも流行ってなく、セミナーを開催する会場から、集客の方法まで、とにかく苦労しました。
講師の挫折もしましたが、講師として地道にコツコツと活動してきました
とにかく、地道に努力してきました。
講師経験の回数を重ね、自分で経験してみるしかありません。
自分独自の速読講座「ゆる速 読書講座」から、「マインドマップ入門講座」から始まり、「週末起業」の講座を、とにかく、定期的に開催していました。
そんな活動と並行して、ある企業様の新卒採用説明会を任されたり 、若者向けの1年がかりのプロジェクトでも講師の仕事をしました。
今まで、自由にしゃべっていれば良かったのとは違い、企業からオファーをいただくということは、それなりの責任があります。ここで、大きな挫折を味わいました。
企業様からの厳しいフィードバックを毎回のように受け、何度も講師の仕事を辞めようと思いました。「講師は、フィードバックを受け修正していく職業なので、それが嫌なら辞めた方がいい」とも言われたことがあります。
自主開催ばかりしていると、講師の技量は、受講者のアンケートや感想くらいしかなく、自分の講師力は、上手だと錯覚するようになります。
元々、自分でお金を払い、自主的に習いに来ているセミナーと、会社や親がお金を払って、受け身の企業研修や大学の授業などとは、そもそもやり方も教え方も違うのです。
この2つの仕事を乗り越えたことが、講師として、成長させてくれたのだと思います。
この逆境を乗り越えたおかげで、主催者の気持ちが分かるようになり、「呼ばれる講師」として活躍できるようになったのでしょう。
たいてい、我流の講師は、一人よがりとなり、数ヶ月から1~2年で消えていきますから。
地道な努力は、かならず見てくれている人がいる
必ず、地道な努力は見てくれている人がいると、私は信じて日々活動(行動)と発信をしています。
当初は、速読やマインドマップ入門講座の講師でしたが、人が来ても来なくても、毎月必ず、セミナーをやり続けました。その後、速読セミナーのレベルアップと自分の幅を広げようと、記憶術、マインドマップ、コーチングを習いました。すべて講師養成講座と認定試験をクリアして講師になり、ホームページやブログで発信し続けました。
そうしたら、「読書法」に、メモする技術である「マインドマップ」、記憶するための「記憶術」、行動に起こしてもらうための「コーチング」をミックスした今までにない読書本にしたいと、ある出版社の編集者の目に留まり、今の著者という立場があります。
ほとんどの人が1冊出して終わる中、努力のかいがあり、1冊目の本が売れ、年に2~3冊、定期的に本を出すことができる著者になりました。
自分の強みは、他人の方がよく知っていた
セミナー講師から、呼ばれる講師になりたいと思い、ホームページのSEO対策にお金をかけたり、研修会社に応募したり、講演会社に数社登録したり、コンサルタントや研修を扱っている会社に営業したり、知り合いに会社を紹介してもらったりと、いろいろな手を尽くしました。
最初は、ほとんど相手にされませんでした。
紹介いただいたコンサル会社の研修からスタートしたのですが、コーチングを習っていたこともあり、コミュニケーション研修からでした。後に、報連相研修、新入社員研修、仕事の進め方研修などに、発展しました。
その後、「営業」という私の会社員時代の経験を見いだしてくれる人が現れ、「営業研修」をするようになったのです。
営業は、実績もあり、経験も豊富です。研修講師としては、めずらしい企業経験の持ち主として、重宝されています。
講師業界は、元CA、元アナウンサーも多く、営業経験者であっても、派遣会社、リクルート系など、人材系が多いです。もしくは、保険、教材、住宅など個人向けに営業をしていた方などです。
私のように法人営業で、トヨタ系と取引経験があり、形のある生産財(電子部品や半導体)を扱っており、メーカーと商社の両方経験がある人は、めずらしいようです。
バブル時代しか知らない講師も多いです。私は、リーマンショック後の世界を知っていますし。
本来は、セミナー講師、研修講師、講演講師のどれかが専門になる(すべてやり方が違うので出来ない)のですが、すべてをこなし、さらには著者という人もめずらしいようです。
おかげさまで、呼ばれる講師として、年間150日ほど活躍できるようになりました。
最近は、講演する機会もだいぶ増えました。
そんなことから、全国に出張する講師として、活躍できています。
私のこだわり・世界観について
私には、2つのこだわりがあります。
1つ目は、自分の世界観を表現することです。2つ目は、高校生、大学生などの若者に好かれるよう研究し、努力することです。
私は、自分らしさを出しているときが、「子どもそのもの!」で、「人に熱意と楽しさが伝わる」ようです。そして、これからは、10代、20代の若者が日本を背負います。
40代、50代の人間から見たら、今の若者は、物欲もなく、出世欲もなく、テレビは見ないし、本は読まないしと価値観が180度違います。ですが、素直で優しい心の持ち主ばかりです。企業で働く上司のみなさん、自分たちの考え方を押しつけるより、若者の考え方を理解してあげましょう。
そもそも時代が違いますから。
ついに、身体がボロボロに!
いろいろお伝えしてきたとおり、私は器用みたいです。
何でも人並み以上にできてしまうためか、経理関係、ホームページのカスタマイズから更新、SEO対策、メルマガの顧客管理、SNSなどのやり取り、ネット広告の管理と分析、本業であるセミナーの集客から講師まで、全国で企業研修と、たくさんのことをしてきました。
仕事がたくさんあるのは良いのですが、忙しすぎて、寝る時間は減るし、正月もお盆も休みはなく年中無休です。身体はボロボロで、身体はパンパンにむくむようになり、しんどい毎日でした。口癖は、「忙しい!」「疲れた!」です。でも、この仕事は、風邪が引けませんから、休めません。
人生を考え直すキッカケが訪れる
忙しく働いているときに、シンガポール、ベトナムで仕事のため、日本を10日間ほど離れることになりました。直前に、めったにひかない風邪を引いてしまい、体力的にも、精神的にも限界だったのですが、何とか飛行機に乗りました。日本を離れ環境を変え、ネット環境のおかげか、SNSやブログを更新しなかったことで、やっと自分自身を振返る余裕ができたのです。
そうしたら、風邪もすぐ良くなり、あれだけむくんでパンパンに張っていた身体が治ってしまったのです。
今までの自分に嫌気がさし、人生を見直すことにしました。
ビジネス本を約1000冊を売り、今まで受講した資格試験やセミナーのテキスト、過去の仕事の資料を捨て、付き合う人を徹底的に断捨離しました。やりたくない仕事は、すべて断りました。今までは、安易に引き受けていたセミナー開催も、一切、引き受けるのをやめました。
人との競争意識だけでビジネス書をたくさん読んでいましたが、ほぼ、古典や名著だけになりました。一応、仕事がら、ビジネス書も書店で、さらっと目を通しますが・・。
セミナーは、人によって言うことが違うので、ほとんど参加していません。ビジネス書も同じですね。浅い付き合いの人からの誘いは断り、基本的に必要のない出張や宿泊を止めました。
そうしたら、プライド、見栄、お金のため、なんとなく引き受けていた仕事がなくなったら、意外と時間があるのです。笑
それでも残った仕事が、2つだけでした。
断捨離した後に残ったのが、法人営業×社会心理学とテクノロジーの仕事
結局、自分にできるのは、経験が豊富な「法人営業」と「社会心理学」の2つと、自分が大好きな「家電」などの、テクノロジーの分野になりました。
個人向け営業でよく使われる営業スキル、営業テクニックを、法人向け営業マンに教えるセミナーや研修が多いですが、私はあくまで、法人営業に重要な、人と人との信頼関係の部分に注力しましたた。今すぐ使えるテクニックを教える研修や講演の方が好まれ、受講者は持って帰れるノウハウになります。ですが、ほとんどの人は使えません。個人向けと法人向けは違うのです。そんな見た目のスキルやテクニックにこだわるのではなく、長い目で見て確実に成果が出る研修や講演にこだわったのです。
IoT、AI、RPA、DXなど、ビジネスを便利にするテクノロジーの仕事にもこだわりました。ちょうど、これらの仕事が軌道に乗りそうになった矢先・・
コロナにより、講師業界は大打撃を受けました
新型コロナの影響により、講師業界も大打撃を受けました。
三密の状態を避けるために、リアルの研修、講演、セミナーは、一時期、全く開催できませんでした。開催企画をしても、コロナ第◎派とマスコミが騒ぐと、人が集まらなくなり中止になります。
今まで、5か所の拠点にそれぞれ5回の研修をしていたのが、オンラインツールを使うため、1回に減ったりしてしまうことも頻繁に起こります。不景気になると零細企業にとって研修は即効性がないため、後回しになります。零細企業は、オンラインを嫌がりますし。逆に、コロナによって取引先の景気が良くなって考え方が変わり、疎遠になった会社もあります。
飲食店のように直接的ではなく、間接的に影響を受けるため、国からの補助もほとんどありません。「オンラインで開催できますよね!」と簡単に言う人もいますが、何でもオンラインになった訳ではありません。
そんなことから、人生を考える時間ができ、人生を見つめ直しました。
研究者を目指して、大学院の博士前期課程へ
どうしたら教える仕事が続けられるのかを考えた結果、小中高で教鞭をとるか、大学生に教えるかの2つでした。前者は、教員免許がないため、大学に入り直さなければなりません。この年齢で、教育実習についていく自信がありませんでした。後者は、大学院の博士前期課程(2年)、博士後期課程(3年~9年)と進み、博士号を取る必要があります。考え抜いた末、後者の道を進むことに決めました。正規の大学教員になれなくても、社会人経験があるため、実務家教員という道もあります。最悪、大学の非常勤講師だけでも、目的は果たせます。
名古屋大学 大学院 教育発達科学研究科は、社会人向けの大学院ではないため、学生の年齢もバラバラです。多くは、23~24歳(大学院生)と、35~65歳(社会人大学院生)、中国人留学生の3つに分かれます。土曜日の授業はありません。夜間の授業はありますが、数が限られています。夜間の授業は、基本的に対面が前提で、おまけでオンラインでつなぐ的な感じの授業が多いです。私の所属していた研究室は、週1回、お昼の時間に論文の発表会があります。このようなことから、博士前期課程に関しては、遠方でオンラインしか参加できない人、月~金、9時~18時と時間がしばられている人には向いていないでしょう。研究室にもよりますが、学びが半減してしまいます。
2年間、若者といっしょに「学び」と「研究」を続けてきました。他の人に追いつくため、お昼の論文発表会では幹事になり、1年間、プロジェクターなど機材の準備、オンライン録画、司会、タイムキーパー、部屋の片づけなどをしました。昼間は大学3~4年生向けの授業も受講し、自分の子どもと同じくらいの学生と一緒に学びました。おかげ様で、一般的な人の1・5倍の単位を取得しました。他の研究室の若い学生、院生や中国人留学生など、多くの人と友達になりました。非日常的な学びは、本当に自分の財産になりました。
2025年3月25日、名古屋大学 大学院を無事に卒業することができました。
とにかく心理学が大好き
営業、交渉、コミュケーションは、心理学です。人と人が絡むところには、心理学の知識は有効です。
私は、高校のときから心理学が大好きで、将来は、カウンセラーになるのが夢でした。理系でしたので文系に行くのはもったいないと周りに説得され、情報科学、認知科学、認知心理学の大学へ進みました。当時は、嫌々通っていた大学ですが、今となっては、とても役に立つ知識となりました。認知科学で有名な教授からも学ぶことができました。最近は、認知心理学をベースとした本が流行っています。
卒業後、臨床心理士になりたいと思いながら、大学院に行く勇気が持てず、20年くらい一歩を踏み出せずにいました。その間に、産業カウンセリング、キャリアカウンセリング、コーチング、NLPなどを学びましたが、どれもしっくりきませんでした。結局、コロナで時間ができたこともあり、やっと大学院(博士前期課程)に行くことができました、選んだ研究科目は教育学がベースですが、学習心理学、教育心理学も学びました。
今は、大学院(博士後期課程)で、経営学がベースとなる消費者心理学を勉強(研究)するようになりました。
心の問題が中心となる臨床心理学の知識を極めることにはなりませんでしたが、私が生業としてきた販売、マーケティングという行為は、消費者心理学そのものです。
続く
書籍『とにかく「伝わる」伝え方図鑑』(ぱる出版)
大切なのは、伝えることではなく、「伝わる」こと――
本書では、1万3000人への指導実績がある「伝え方」のプロが、「非言語」「心理学」「行動経済学」を融合した、「伝え方」の最適解を伝授。「言いたいことが伝わらない!」を解消する必読書です。