呼ばれる講師(研修・講演)で、単価による扱いの違いとは!講師料が高いと待遇が良いが、低いと待遇が悪い。
呼ばれる講師(研修・講演)で、単価による扱いの違いとは!講師料が高いと待遇が良い
研修や講演など、講師として呼ばれたとき、お客様による扱いの違いは、単価に正比例します。
講師料の単価が高いと、待遇が良い。
講師料の単価が低いと、待遇が悪い。
講師のお仕事は、他の仕事と比べて、少し恵まれているかもしれません。「先生」として、扱いが丁寧なことがほとんどです。そんな中でも、すごく丁寧なお客様と、そうでもないお客様が存在します。これは、単価の違いによるところが大きいのです。
実際に、どんな良い待遇があるかというと・・・
1,お昼を挟むときは、食事を出してもらえる
2,ペットボトルなど、飲み物を用意してもらえる
3,お金を払っても、心底から感謝をされる
4,駅から距離がある場合は、送迎してもらえる
5,講師専用の控え室を用意してもらえる(お昼専用のお部屋とか)
6,おみやげがもらえる(ごくたまにです)
講師で選んでいるため、「講師の変更」などはあり得ないですし、とても「感謝」されますし、「リピート受注」につながります。研修を依頼する側の経営者も、主体性があり、前向きなため、相乗効果が生まれます。
呼ばれる講師(研修・講演)で、単価による扱いの違いとは!講師料が低いと待遇が悪い
本来なら、講師の単価が低い、講師料が払えないのであれば、講師料以外の部分でカバーしてくれるのかと思いきや、大間違いなのです。単価が低いほど、ぞんざいな扱いを受けます。
実際に、どんな低い待遇かというと・・・
1,お昼を挟んでも、当然、食事は出ない
2,ペットボトル1本でさえ、飲み物を用意してくれない。逆に、お金を取られる。
3,控え室は、もちろんない
4,他で感謝された同じ講座を開催しても、あら探しをされ感謝されない
5,本来、自社で教育すべきことを、講師にやらせようとする
6,「○○して当たり前」など、ふざけた考え方をしている
7,駅から遠いのに、送り迎えもない
これ、ほんとです。ひどいものです。
お願いする側の意識も低いのが問題です。
少し前に流行りました助成金を使った研修などは、最悪です。事業者は、実質タダで研修を受講するにもかかわらず、本来なら数百万円もかかるようなことを、当たり前のように要求してきます。もちろん、できませんから、評価も微妙になります。そもそも、タダでなければ、お金を払ってまで、研修をしようという気はないのですから。
自分たちは講師を選ぶ権利があるという勘違いなのか、「講師変更」などもされたことがありました。打ち合せ時に、「前のめりで話しを聞いてくれなかった」と文句を言われ、「講師変更」をされたこともあります。
私の場合、「たんたんと説明する」だけのつまらない講師ではありません。自分の言うのも何ですが、ものすごい工夫をしているつもりです。ちなみ私は、単価の高い仕事で、低い評価を受けたことは一度もありません。
経営者が研修に依存している場合は、講師は誰でも良いのかもしれません。つまらないし、面白くもないし、分かりやすくもない講師でも、区別しようがありませんから。大変失礼ながらすみません。
ひどい企業は、自分の社員には弁当をタダで出すのに、講師には弁当を出さないなどということもありました。場所が不便なのに、いきなり、コンビニの説明をされました。往復20分のタイムロスです。今までに、1社だけですが。1人余分に弁当を頼むだけなんですが、寂しいです。
たいては、社員の弁当より、講師の弁当の方が、豪華なことが多いのですけどね。
だから、付き合いであったとしても安い単価の仕事は、一切引き受けるのを止めました。
単価の安い仕事の方が、低い評価をされるなんて、おかしなものです。
研修を依頼する側にも主体性はありません。選ばれた講師と、あてがわれた講師の違いが大きいのかもしれません。
みなさんも、お客様に選ばれる講師を目指して下さい。お客様の評価が一気に上がりますから。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。