講師がこのような考えを持ったら要注意!儲かる、講師料が安い、集客さえできれば・・
講師がこのような考えを持ったら要注意!
いろいろな講師と接してきましたが、このような考えを持った講師は、必ず消えていなくなります。
講師は、常に、謙虚でなければなりません。
危険な言葉は、「儲かる」「講師料が安い」「集客さえできれば」・・・
消える講師のパターンは・・・
1,講師は、仕入れがないから儲かる
講師は仕入れがないのは事実ですが、講師は大変ですよ。決して楽な仕事ではありません。
セミナーや講座の企画、準備、練習にどれだけかかるか分かりますか?
講座が2時間だったら、慣れた私でも最低2時間は準備に使います。素人でしたら、5~10時間はかかるかもしれません。いや、それくらいかけるべきです。
しかも、リピートしてもらうには、講座の品質レベルが必要です。ここをサボるから、いけないのです。
2,参加人数から計算して、講師料が安いと文句を言う
勘違いしやすいのが、このパターン。間違いなく、消えていなくなります。
例えば、2時間で講師料2万円で依頼を受けました。講座には、参加費10,000円で20人が参加していました。20万円の売上です。
ほとんどの講師が、「10万円はもらって当たり前」と考えるようになります。
呼んでくれた主催者、会社がどれだけ努力して、今の地位を築いたか考えたことがありますか?ある程度の年数と、開催回数、広告費などをかけてきているのです。あなたは、その看板を利用させてもらっているのです。自分で主催したら、ほとんどの人は、参加費10,000円で、3人も集められませんから。
3,講師トレーニングより、集客に力を入れる
講師になって悩むのが、集客です。
ですので、人さえ集まれば、何とかなると勘違いするのです。消えてなくなる人ほど、集客に力を入れる、こだわるようになります。
集客出来ても、講座が良くない、しゃべりが下手であれば、人はリピートしなくなります。
最初は大変かもしれませんが、講座が良い、しゃべりが上手であれば、必ず、人が集まるようになります。
みなさんが力を入れるのは、集客ではなく、講師力を磨くことなのです。
勘違い講師は、消えていなくなるので、気をつけましょう。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。