出版は最強のツールだが、効果は3冊目くらいから!

出版は最強のツールだが、効果は3冊目くらいから!


初めに言っておきます。
著者として生計を立てることができるほど、出版しても儲かりません!

ですが、出版は、ブランディングには最強のツールです。
それを知ってか、みなさん、本を出すために一生懸命ですね。

1冊出版しただけでは、その本が10万部クラスのヒット作にでもならない限り、大きく変化することはありません。
今は、10年前、いや5年前に比べ、本が売れませんので、かなり難しい数字であることは確かです。

私の経験や、まわりの著者の経験から考えて、3冊くらい出版すると、著者としてまわりに認知されてきます。
そうなると、他の人とは違う扱いになってきます。

出版した本の内容にもよりますが、セミナーや講演に呼ばれやすくなります。
他の人のセミナーに参加していても、司会者や講師から、あそこに「著者がいる!」と紹介されたりします。
セミナー修了後、相手から名刺交換に来てくれるようになります。

このようなことから、出版する前より、出版した後の方が、濃い人脈を作りやすくなるのは確実です。

3冊出版するのは、かなり難しい!


「3冊出版すると、ビジネスに変化が出てきますよ!」というお話しをしました。

実は、本を3冊出版するというのは、かなり難しいのです。
みなさんの身近にいる著者を、思い出してみて下さい。

1冊で終わった人、多くないですか?
もしくは、2冊目までで、その後、止まっている人も多いはずです。

本を1冊でも出版したことがある著者の中で、3冊以上出版出来るのは、10人に1人くらいではないでしょうか。

著者になれば人生が変わるというのは、
ある程度、ビジネスを長年続けてきた実績のある人が、1冊の本を出版し、お客様との間柄を強化する目的の人でしたらまだ良いですが、これからビジネスを発展させたいという人であれば、1冊では力不足なんですね。

ですので、1冊ではなく、3冊出版することを目指すべきなのです。

そのように考えると、お金儲けではなく、本を出版することを目的とするならば、自費出版ではなく、商業出版する方法は、たくさんありますよ。
まとまった、お金は使いますが。

出版エージェント(仲介業者)にお金を使うか、出版セミナーにお金を使うか・・
本を数百冊~数千冊買い取る契約(買い取り後、売るのです)で、出版社にお金を使うか・・

著者が、本の販促(自分で買って、他人に売る)に協力しない限り、本は売れませんので、結局、同じだと思うのです。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。