書店への販促営業は、家電量販店への営業そのもの

書店への販促営業は、家電量販店への営業そのもの


2月末に、『口下手でもトップになれる営業術』(アルファポリス)を出版します。

その関係で、私の住む名古屋市内の主要書店に、新刊の紹介をしに回っています。注文の様子を伺いに行くという側面がありますが。

こう言うのもなんですが、私は、東京、名古屋、大阪などの、主要書店のビジネス書担当者をよく知っています。本が発売される度に、書店をまわり、挨拶と自作POPを届けに行ってますからね。一応、2014年8月に処女作を出版してから、約3年半で7冊目の著書を出版します。(電子書籍をいれると、9冊目)

顔見知りの人もいますし、名前だけ知っているという人もいます。
たまに、出版社の営業の方と話す機会がありますが、私が、あまりにも詳しいので、驚かれます。しかも、注文を取るのが上手いです。ここだけの話。

書店への販促は、将来、何十倍となる!


これは、私が会社員時代、家電量販店への営業をしていたからなのです。しかも、パソコンの超弱小メーカーでした。NEC、富士通、東芝など、メインメーカーに圧倒され、最初は、お店の人に、ほとんど相手にされませんでした。そんな中、お店で注文を取り、お店に展示をしてもらうという活動を何千回と繰り返してきました。

ほんと大変ですから。ランクが低いので、お店の人には、必要のない商品なんです。しかも、書店のように、返品できません。今は、書店でも返品は厳しくなったようですが。

ですので、私が無名の著者で、冷たくあしらわれるのも慣れています。著者が直接書店に来ると、喜ばれることも多いので、だいぶやりがいはあります。

売れっ子著者でしたら、ほっておいても、出版社の営業と、書店がどんどん販促をしてくれます。
そうでない、ほとんどの著者は、自分で販促するしかないのです。

書店を回って、POPを飾ってもらうことくらい、誰でも出来ますよね。

このような努力もあり、ヒット作があまり出せていないにもかかわらず、約3年半で7冊目を出版することができるのだと思います。

初めての著者が行う販促(書店、SNS、Amazonなど)、注文取り(出版社に許可が必要ですし、あまり出しゃばらない方が良い)、訪問する書店リスト、書店への訪問の仕方、POPの作り方、訪問のタイミングなど、これは、一応、ワザがあります。近いうちに、ブログにもまとめながら、相応のお金もいただき、セミナーや個別コンサルもしようと思います。

著者は、1冊目が売れなければ、終わりです。2冊目まで運良く出版できても、2冊とも不発ですと、著者人生が終わります。

そのようなことを考えたら、「ルーキー著者のための販促術」は知っておいて損はないですし、必ず、何十倍となって、自分のビジネスに跳ね返ってきますから。

ちなみに、書店への訪問は、出版社に必ず確認して下さい。
勝手に注文を取ったりすると、怒られますし、書店に著者がでしゃばると出版社に嫌われます。
でも、著者がお店に、こっそり発注を促すことはできますから。ちなみに、売れていない本は、書店にも怒られますけど。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。