講師で大切なのは、お客さまの求めるテーマ。自分がしゃべりたいテーマではない。
講師で大切なのは、お客さまの求めるテーマ。自分がしゃべりたいテーマではない。
講師になりたい人や、講師の経験はあるが呼ばれる講師を目指している人を指導して感じることがあります。
それは、
「自分のしゃべりたいことをしゃべる」
ということです。
講師が終わってから
「楽しかったー」
と言っている講師は、だいたい当てはまります。
呼ばれる講師をして大切な心構えは、
「お客さまの求めるテーマを伝える」
ということです。
例えば、
今流行のAI、IoTなどのテーマを選んだとします。
AIやIoTの概略や仕組みを伝えるのは、あまり得策とはいえません。このような仕組みを知りたい人は、大手企業やIT企業などの専門家だけです。
ほとんどの方は、「AI、IoTの進化によって、どうなるのか?」ということが知りたいのです。
しかも、中小企業の社長などは、「AI、IoTの進化によって、儲かるのか?」「AI、IoTの進化によって、人が採用できるのか?」ということなのです。
テーマとしては、
「AIの○○を導入することで、人件費が半分で、売上が1.5倍になる!」
のようなテーマでなかければなりません。
お客さま目線を保つことが大切なのです。
◎AIとは:人間が持っている、認識や推論などの能力をコンピューターでも可能にするための技術の総称のこと。囲碁や将棋のロボットが、人間のプロ棋士に勝つというのもAI(人工知能)。
◎IoT:建物、電化製品、自動車、医療機器など、いろいろな「モノ」がインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすること。「モノのインターネット」ともいう。5Gの電波が主流になると、一気に増えることが予測される。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。
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