私がセミナーや講演で、パワポ(スライド)を使わない理由。
私がセミナーや講演で、パワポ(スライド)を使わない理由。
1年半くらいまえから、パワポ(スライド)を使わないスタイルに変えました。
そのため、トークとホワイトボードのみです。
パワポ(スライド)があった方が、万が一言葉を忘れても大丈夫ですし、最悪、パワポ(スライド)を読むことでごまかすことができます。パワポ(スライド)を使わない講演というのは、非常に難易度が高いです。
私もこのスタイルに慣れるまで、5年かかりました。
(研修は、お客様の要望により、パワポとテキストをキッチリ用意しますが・・)
なぜ、パワポ(スライド)を使わないかというと
・パワポ(スライド)のスライドを作るのが、面倒
・持ち歩くパソコンが重い(かなり軽量モバイルでも)
・写真の許可をするとスマホで写真を取り出して音がうるさい
・ごくたまにデーターを欲しいというセコイ人がいる
・視覚で捉えるから、話を聞いていないケースが出てくる
という、理由から
・パワポ(スライド)がない方が、その場の状況でトークを変更できる
・事例や話しがごまかせないので、講師が勉強になる
・パワポ(スライド)があるからという安心感がないので、組み立てに必死になれる
・私の方を見てくれる
・つかみを徹底的に練らないといけない
・話しが上手になればなるほど、お客様が喜んでくれる
などと、やりがいもあり、勉強にもなるからなんです。
講師で上手になりたければ、パワポ(スライド)を使わない訓練をしてください。
視覚という補助がなく、話しだけで聞かせる、伝えるというのは、簡単ではないからです。
だから、代替えのきかない講師になることができるのです。
会場の雰囲気を読み取り
事例、具体例を用意し
話しの流れを意識し
話しをまとめ
行動させる
これを考えるだけで、相当鍛えられます。
私の尊敬する講演家も、100%と言っていいほど、パワポ(スライド)を使わないですね。
テキストも使いません。というか、ほとんど配りません。
やはり、これが究極のスタイルなんだと思います。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。