営業マンの売上目標は、止めてもいい!
営業マンの売上目標は、止めてもいい!
営業マンとして活動をしていると、ほとんどのケースで、売上げ目標を持たされます。
会社も売上げ目標を持って取り組みますので、目標がないよりはあった方がいいのかもしれません。
ですが、この経済成長が終わった時代に、果たして、そんな目標の意味があるのでしょうか?
ニトリ、ユニクロなど、伸びていて業績を上げている会社でしたら、必要かもしれません。
ほとんどの中小企業は、売上、会社の業績が伸びていないはずです。しかも、元請け企業の景気や、世の中の経済状況に大きく左右されてしまいます。ほとんど、売上をコントロールできないのです。
営業マンに、営業目標を持たすから、営業マンに無理をさせることになるのです。
私の働いていた会社では、当月の営業所の目標を達成するために、営業マンの来月の受注を月末に回しているケースがありました。そんなことをしても、来月の売上が苦しくなるだけです。
こんなことを、平気で会社がさせているのです。
「目標を決めることで、意識がそこに向かう!」という、少し古いアメリカ式の目標達成方法から来ています。
受験戦争なども、良い大学合格を目標に掲げ、合格を目指すように努力をする。
スポーツなども、相手に勝てるよう目標を掲げ、努力をする。
だから、良い大学出身者や、運動部経験者が企業で好まれるのでしょう。
ほとんどは、このような人ではないはずです。
私などは、目標がない方がやる気が出ます。目標があって、人にとやかく言われると、一気にテンションが下がります。
今の若者は、大多数が目標達成思考ではありません。ですので、取り入れてもムダです。
受注がどうのよりも、「お客様との関係をつかむ」「お客様から新しい話しを聞き出す」などに特化をしたらいかがでしょうか?
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。