セミナー講師になりたい人が、まずやることは?資格やライセンス取得ではない。
セミナー講師になりたい人が、まずやることは?資格やライセンス取得ではない。
講師になりたい人が増えてきました。
私が講師の仕事をしているせいか、まわりにたくさんいます。ただ、市場全体では、まだニッチな世界なのだそうです。
だいたい、講師になりたいと思う人は・・・
コーチング、速読、ノート術、夢実現、カラーセラピーなどのセミナーに通っているうちに、自分も人に教えたくなるようです。そのため、これらの自己啓発セミナーには、高額な講師養成コースなどが用意されていて、そのライセンスを取得して、講師になろうとします。
実は、私もこのパターンです。
フォトリーディングという速読法を習っているうちに、講師に興味を持ちました。そこで、講師になりたくて、マインドマップを習い始めました。マインドマップアドバイザーという資格を取得し、マインドマップ入門講座と速読勉強会を開催したのが始まりです。その後、コーチングスクールの認定講師を取得し、コーチグを教えました。アクティブブレイン記憶術の認定講師を取得しました。
みなさん同じことを考えるので、同じことを教えるライバルがたくさんいます。
講師初心者が、簡単に人に上手に教えることができるようになるわけがありません。
ですので、講師になるために、コーチングやキャリアコンサルタントの資格を取る、速読、ノート術、夢実現、カラーセラピーのライセンスを取得することはオススメできません。
講師の仕事は楽しいですし、人の役に立ちます。私はこの仕事が向いていました。ですが、ここまで来るのに、みなさんが思っている2~5倍以上の苦労をしています。みなさんは、辛抱強く続けられますかね。
まあ、私の話しはここまでにして、セミナー講師になりたいみなさんにアドバイスです。長く続けたいなら、自分独自のノウハウを人に教えるべきです。
ですから私は、速読、マインドマップ、記憶術などではなく、自分しかできない法人営業、プレゼンテーション、伝え方・講師養成トレーニングにシフトしました。
まず、自分には何ができるかを考えることからスタートした方がいいでしょう。
「何かを習って、それを教える!」のではなく、「自分にしかできないことを教える!」です。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。