自分の強みは、自分では気がつかない!

自分の強みは、自分では気がつかない!


講師プレゼントレーニング講座を、定期的に開催しています。

そこで、参加者の3分ほどのプレゼンを聞いて、アドバイスを差し上げるのが仕事です。当然、私からのフィードバックを取り入れて、さらにブラッシュアップしていただきます。

いろいろな参加者の方がいらっしゃるのですが、みなさんほんと奥が深い。
でも、他人では強みだと分かっても、本人は強みだと分かっていないことが多いのですね。

私も営業16年やってきて、セミナー講師業界に来たとき、速読がメインだったので、営業を教える強みには全く気づきませんでした。

例えば、
理系のエンジニアの方ですと、「A機種は、何台」「B機種は何台」と、きちんと伝えたがります。これは、理系のロジック的な考え方から来ることもありますし、会社できちんと説明するクセが付いていたりすることからもあります。
ですが、会社での報告会でない限り、多くの人は、「○○の製品は、全体の10%くらいです!」という指針が知りたいのです。「種類によって違います!」と言ってしまったことないですか?これでは、ダメなんです。

今は、マッサージや健康についての仕事をされている方がいます。仕事は、話しを聞けば分かるのですが、出身高校が、偏差値県下トップで、東大に行く人がたくさんいる学校出身だということが分かりました。これは、その県に行けば、みなさん知ってい訳ですので、プロフィールに書いた方が絶対に良いです。本人は、たいしたことないと思っているみたいでした。

このように、人の強みは、自分では当たり前なので、気づかないのです。

ぜひ、他人に力を借りましょう!

書籍『とにかく「伝わる」伝え方図鑑』(ぱる出版)

いくら話し方を磨いても、相手に伝わらなければ意味がない――
大切なのは、伝えることではなく、「伝わる」こと――

本書では、1万3000人への指導実績がある「伝え方」のプロが、「非言語」「心理学」「行動経済学」を融合した、「伝え方」の最適解を伝授。「言いたいことが伝わらない!」を解消する必読書です。