保険など、商品をそのまま売る営業マンは、もはや必要ない!
保険など、商品をそのまま売る営業マンは、もはや必要ない!
時代が変わって、世の中で必要とされてきている商品やサービスは、違ってきています。
一部の郵便局の保険営業マンは、詐欺まがいの違法営業だという記事が出てきました。
そもそも、給料も上がらず、税金は高く、将来が見込めず、貯蓄しても金利が安い時代に、生命保険代を払っている余裕はありまん。当然、若者は生命保険に入らないので、お金があるお年寄りがターゲットになるのですが、先が短いお年寄りは、病気になったり、死亡する確率が高いため、掛け金は半端なく高いはずです。
そんな無駄なお金は、正常であれば、支払わないはずです。そこを言葉巧みに、半分だますような感じなのでしょう。
現代の保険営業は、強引な保険のおばちゃんがいなくなり、まともで、押し売りをしない営業マンが増えてきました。お客様のライフスタイルに寄り添う、ファイナンシャルプランナーのような感じです。よく勉強をしています。全体としては、保険がらみのクレームは減っているそうです。
やはり、時代遅れの考え方を持った人が多い、郵便局は、こうなるのだなと。
普通に営業をしていては、保険という商品は売れません。ですが、必要としている人がいないわけではありません。結婚して子どもが生まれたばかりの家庭、少し給料が高い世帯など、必要としている人がいるのです。
そのような人たちに、保険を売るのではなく、お金のプランニングをすればいいのです。
商品をそのまま売って、売れる時代は終わりました。
「貯蓄できる」と言われても、スマホが使える世代であれば、金利が安く意味がないことは分かっています。
「みんなが入っている」という、訳の分からない理論を話しても、説得力がありません。
「死亡したら困る」のは、子どもが小さい世帯だけで、独身の人がいらないことは、考えれば分かります。
「早く入った方が安い」と言われても、早く入れば、分割する回数が増えるだけですので、当たり前です。総額で考えれば分かる話です。
相手の役に立つ情報やノウハウを提供する営業でないと、ものは売れません。
だから、商品は売っても意味がないのです。
逆に言えば、できる営業マンは、商品を説明しなくても、相手が「買います!」と言ってもらえます。
さらに付け加えると、
自分の成績のために、相手に必要のないものを売るのはやめましょう。みんなが不幸になります。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。