行動経済学×心理学の講演・セミナー11選

行動経済学×消費者心理学のテーマ


1.「高いのに売れる理由 ~人が“つい選んでしまう”価格のマジック~」
 ⇒ 高くても売れる商品には、心理の仕掛けがあります(アンカリングなど)

2.「“今だけ!”に弱い私たち ~お客様が行動してしまう心理のひみつ~」
 ⇒ 限定・割引・無料など、よくある販促の裏にある心理効果を解説

3.「この商品、なぜか安心できる! ~ブランドが信頼される心理の仕組み~」
 ⇒ 知っている・選ばれている=買いたくなる。その理由をやさしく紹介

4.「人は“並んでる店”に入りたくなる ~買う気を引き出す売り場づくり~」
 ⇒ スーパーやネットショップで実際に使われている心理テクニックを紹

5.「買わない理由をなくせば、売れる ~お客様の“心のブレーキ”を外す方法~」
 ⇒ 面倒・迷い・不安を減らすだけで、行動が変わります

6.「口コミが売上を変える! ~人の“まねしたくなる心”の活かし方~」
 ⇒ レビュー・SNS・紹介がなぜ効くのか?人の心理で読み解きます

7.「言い方ひとつで売れる言葉に! ~お客様の心を動かすフレーズの作り方~」
 ⇒ たった一言で印象が変わる「フレーミング効果」などをやさしく解説

8.「また買いたくなる理由 ~“好き”を続けさせる心理のしかけ~」
 ⇒ リピーターを増やすには「心の習慣化」がポイント

9.「つい比べて買っちゃう心理 ~お得に見せるカンタンな工夫とは?~」
 ⇒ 比較させることで売りたい商品に誘導できる「選ばせ方のコツ」を紹介

10.「人の行動は“直感”で決まる ~心のクセを知ればもっと売れる~」
 ⇒ 人は理屈ではなく感情で動きます。だからこそ心理学が武器になる!

11.「なぜ売れないのか?を心理で読み解く ~“売れる仕組み”の作り方~」
 ⇒ 商品やサービスを“心理の目線”で見直せば、ヒントが見えてきます

 

行動経済学×心理学とは

ビジネスに関係がある心理学について紹介します。

行動経済学とは
人間の“非合理的”な意思決定や行動パターンを、心理学の知見を使って経済学的に解明する学問分野。主に、プロスペクト理論、損失回避、アンカリング効果、ナッジ理論、時間割引などがある。マーケティング、行政(公共政策)、金融、経営などに応用されている。大学院の博士後期課程で研究しているテーマ。

心理学とは
人間の心理や行動が、どのような原理で動いているのかを研究する学問。基礎心理学(認知心理学・発達心理学・学習心理学・社会心理学など)と、応用心理学(臨床心理学・犯罪心理学・産業心理学・教育心理学など)に分かれている。

発問(問い)とは
学習や議論の場において、学習者の思考を促すために投げかける問いかけのこと。特に教育の現場で、教師が使う重要な技法である。学習者の理解を深める、学習者の思考を促す、注意や関心を引きつける、内省・再構成を促すなどの効果がある。認知心理学、教育心理学、社会心理学などとの関係が深い。大学院の博士前期課程で研究していたテーマ。

認知心理学とは
「人の心の中で起きている情報処理のしくみ」を解き明かす学問。主な研究領域として、注意、知覚、記憶、言語、思考・推論、意思決定などがある。教育、マーケティング、UI/UX設計、コーチングなどに応用されている。大学時代に、認知科学とともに研究したテーマ。

社会心理学とは
個人が、社会や集団からどのような影響を受けるのかを研究する学問である。主な研究領域として、対人認知、態度と説得、同調・服従、社会的影響、集団とアイデンティティ、対人関係・コミュニケーション、偏見と差別などがある。ビジネス、教育、ビジネス、政治・社会活動、福祉・知育活動などに応用されている。

消費者心理学とは
消費者が、商品やサービスの購入を検討するときに、直接的、間接的に決定に影響を及ぼす心理的要因を研究する学問である。主な研究領域として、購買意思決定プロセス、感情と購買行動、ブランド心理、価格知覚と判断、パッケージ・デザイン・陳列、口コミ・レビュー・SNS、ポスト購買行動、消費者の個人差などがある。マーケティング、小売・販売、Web・ECサイト、商品パッケージ、行動デザイン(ナッジ)などに応用されている。大学院の博士後期課程で研究しているテーマ。

産業・組織心理学とは
職場(産業・組織)の中で、人がどのように働き、どのように成果を出し、どうすれば満足して働けるのかを研究する心理学の一分野である。主な研究領域として、人材採用・適性検査、モチベーション理論、リーダーシップ、組織開発(OD)、評価と報酬、職場ストレスとメンタルヘルス、コミュニケーション、職業満足感と離職防止などがある。人事・人材開発、マネジメント研修、組織改革・風土改善、職場環境設計、キャリア支援などに応用されている。

 

行動経済学×心理学の他のテーマとは


行動経済学×心理学の他のテーマを紹介します。

ビジネス・営業・マーケティング向け
・「人は論理では動かない」〜行動経済学で読み解く“買いたくなる心理”〜

・“売れる価格”の心理学 〜なぜ人は「高いのに買う」のか?〜

・選ばれる仕組みづくり:行動経済学から学ぶ「決断のさせ方」

・行動経済学 × 営業心理学:断られない提案術の科学

・なぜその言葉で反応が変わる?フレーミング効果と伝え方の極意

・行動経済学から学ぶ“値引きしなくても売れる”心理戦略
 
消費者行動・ブランディング向け
・“つい買ってしまう”心理とは? 行動経済学で読み解く消費者の頭の中

・ブランドの「好き」はどう作られるのか?~認知バイアスと感情設計~

・口コミ・レビュー・SNSはなぜ影響力があるのか? 社会的証明の心理学

・「選ばせ方」の極意:人の行動を変える選択肢デザイン術
 
発問を利用したリーダー向けの問い
・「部下が自然に動き出す、問いかけリーダーシップ」
 ─ 命令ではなく、問いかけで人を動かす技術とは?

・「“問い”がチームを変える!心理的安全性を高める発問術」
 ─ 安心して話せる場づくりは、リーダーの質問力で決まる

・「あなたの問いは、部下の思考を止めていませんか?」
 ─ 自立型人材を育てるための“考えさせる発問”の極意

・「正解を教えずに育てる!発問による育成マネジメント」
 ─ 伝えるより“気づかせる”ことが、主体性を引き出す

・「リーダーの問いが、チームの創造性を引き出す」
 ─ アイデアを引き出す“オープンクエスチョン”の力

・「答えより問いを!VUCA時代の“探究型”リーダーシップ」
 ─ 変化の時代に求められる、考え続ける組織のつくり方

・「部下の“やる気スイッチ”は、発問でしか押せない」
 ─ モチベーションを引き出す問いかけの心理学

・「報連相が止まる職場に効く“問いかけマネジメント”」
 ─ 発問で報告の質を高め、信頼関係を築く方法

・「新人もベテランも育つ!発問型OJTのすすめ」
 ─ 教えすぎず、考えさせるOJTメソッドとは?

・「1on1を劇的に変える“質問力”の磨き方」
 ─ 聞くだけではもったいない!効果的な問いの使い方
 
組織・リーダーシップ・職場改善向け
・「やる気」が出る組織には仕掛けがある〜行動経済学×職場心理学〜

・意思決定に潜むバイアスと向き合う:リーダーが知るべき心理の罠

・「人は損を避けたがる」:行動経済学で読み解くリーダーシップの新常識

・心理的安全性を科学する〜行動心理と職場の信頼構築〜

・社員の自律性を引き出す“ナッジ”活用術:指示なしでも動く組織づくり
 
一般教養・日常生活向け
・「なぜ、つい先延ばししてしまうのか?」〜行動経済学で改善する意思決定〜

・人間はどこまで不合理か? 〜日常の選択を操る心理トリック〜

・買い物・節約・習慣づくりに役立つ行動経済学入門

・「ついスマホを見てしまう」行動の心理学とやめるためのナッジ

・幸せを選び取る心理学:行動経済学で人生の質を高める
 

書籍『とにかく「伝わる」伝え方図鑑』(ぱる出版)

いくら話し方を磨いても、相手に伝わらなければ意味がない――
大切なのは、伝えることではなく、「伝わる」こと――

本書では、1万3000人への指導実績がある「伝え方」のプロが、「非言語」「心理学」「行動経済学」を融合した、「伝え方」の最適解を伝授。「言いたいことが伝わらない!」を解消する必読書です。