本日(3/25)、名古屋大学 大学院 教育発達科学研究科を修了しました!
名古屋大学 大学院の卒業式でした
本日(3/25)、名古屋大学 大学院の卒業式がありました。
無事、名古屋大学 大学院 教育発達科学研究科 教育科学専攻において、所定の単位を修得し学位論文の審査及び最終試験に合格したため、修士(教育)の学位を授与されました。
大学院への進学は、20代の頃からずっと考えており、50代を過ぎて、やっと大学院に通うことができました。コロナが明け、仕事が少なくなっていたタイミングで、思い切って挑戦しました。
小中高の学校で行われているアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)の中に、研修、インストラクションのヒントになるものはないかと考え入学したのですが、専門職大学院とは違い、ビジネスとの関連はほとんどありません。旧帝国大学だけあって、アカデミックの色合いがかなり強く、ついていくのが大変でした。正直、何回かリタイヤしそうになりました。ビジネス界の教育(企業研修など)と、アカデミックの教育(教育学)は、全くの別物です。一般企業は、最終的には利益を追求するのが目的です。学校教育は、一生を通ずる人間形成の基礎として必要なものを共通に修得させるのが目的です。根本的に目的が違うのですよね。
このようなことから、私のいた研究室は院生のほとんどが学校の教員か、元学校の教員です。学校の教員でなくても、みなさん教員免許を持っています。教員免許がないのは、私だけでした。ビジネスの世界から来たのも私だけです。かなり浮いてましたが、大学生と同じ昼間の授業や合宿授業を受けるなどして、人の何倍も頑張りました。おかげさまで、他の人と違う研究ができました。明治時代までさかのぼり、「発問」の研究ができたのは良かったです。「発問」をビジネスの世界に取り入れることも考えています。
アカデミックの論文がビジネス界と唯一似ている点は、商業出版と論文の考え方です。商業出版は、売れている類書との差別化を重要視します。論文は、先行研究がとても重要視されます。先行研究と自分の研究がどう違うのかが求められます。どちらも、類書や先行研究がないものは形にならないのです。
私は純粋に、将来、研究者(大学の教員)になるためにはどのルートを通るといいのかを考え、名古屋大学の研究室にたどり着きました。しかし、人生を逆転したいとか、箔が付くとか、学歴ロンダリングがしたいからという人がかなり寄ってきました。ちょっと悲しいです。大学院内には、学歴ロンダリングを狙って入学した人に会ったことがありません。アカデミックの世界は、そんなに甘くないと思います。
自分の方向性が見えてきたので、博士後期課程は別の大学院に進むことになりました。note(大岩俊之 | 大学院博士号取得への道)に、研究の進捗を書いていきたいと思います。楽しみにしていてください。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。