肩書きが「コーチ」「カウンセラー」は、ほとんど資格負けしている!
肩書きが「コーチ」「カウンセラー」は、ほとんど資格負けしている!
セミナーの参加者、他のセミナーで名刺交換した方、交流会などに行くと、ほんと「コーチ」「カウンセラー」「○○協会認定講師」と名乗る人が増えてきました。
職業的には、「コーチング」「NLP」などをしていますと言われる方もいます。
簡単に取得できるライセンスというか、資格が増えてしまったため、「コーチ」「カウンセラー」と名乗る人が増えたのでしょう。残念ながら、10人にお会いしたら、ほぼ9~10人近くが、ビジネスの経験があまりない人ばかりです。だから、仕事を依頼しようとは思わないですよね。
私が知り合った本物のカウンセラーだなーと思った方は、「臨床心理士」をお持ちで、10年以上のキャリアがありました。スクールカウンセラーもしていますし、震災などがあると、現地へ出向いてメンタルのサポートなどをされているそうです。そのような方は、決して「カウンセラーです!」などと、気軽に言いません。「○○の資格があります!」などとも言いません。
「コーチ」で、この人は本物だなーと思う人は、国際連盟(ICF)のプロフェッショナル認定コーチか、マスター認定コーチを取得されています。一番下の、アソシエイトではありません。当然、民間のコーチング団体の資格ではありません。
私が以前、プロコーチに付いていたときも、国際連盟(ICF)の一番上級の資格を持っていました。これらの資格は、取得まで、5~10年くらいかかると聞いたことがあります。(詳細は、ご確認ください)
このような方も、気軽に「コーチです!」とは名乗りませんし、「コーチングをやっています!」などとも言いません。
このようなことから、経験のない人の方が、「コーチ」「カウンセラー」を名乗ると言うことです。
恥ずかしながら、私もコーチングの資格取得をしましたし、認定講師のライセンスを取得してコーチングを教えていました。経験は積んでいましたが、「こんな私が教えていていいのか?」と疑問になり、辞めました。
本気でカウンセラーになりたいなら、病院で臨床経験を積んで欲しいし、本気でコーチになりたいなら、企業などの現場で経験を積んで欲しいと思うのです。
それをなくして、「コーチ」「カウンセラー」と、気軽に名乗らないことです。
書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)
○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」
○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」
など合計100法則。400ページの鈍器本。