自己啓発本、成功本は、実際にどれだけ信用できるか?

自己啓発本、成功本は、実際にどれだけ信用できるか?


実際に、私が自己啓発本を、数千冊以上読み、自己啓発に数百万円を投資してきた結果、何が正しいのかを書いてみたいと思います。

2015年の9月に、『1000冊分の成功法則』(PHP研究所)を出版させていただきました。そこで、私が自己啓発をしてきた方法をまとめたのですが、あれから時代が変わり、価値観が変わり、いろいろな人に教え、見てきた結果は、様々でした。

自己啓発、成功法則の本には、下記のようなことが書いてあります。

1:お金を使った分は、帰ってくる
独立起業すると、お金を使わないと戻ってこないのは確かです。企業でいうところの先行投資です。ビジネスですからね。ただ、使った分が戻ってくるかどうかは分かりません。私の場合、5年後や6年後に結果が出始めたことも多いです。遠い道のりです。
貯金をしてお金を貯めるのは、会社員がやることですが、実は、独立起業した人の方が不安定ですので、お金を貯めたくなります。私などは、ホームページ、ランディングページやドメインなどの管理費、インターネットやスマホ代、モバイルパソコン、東京や大阪への出張費、ホテル代、情報を得るためのサイトの有料会員などは絶対に外せません。必要なところは、ケチらないことですね。
逆に、必要のない事務所などは借りていません。

2:高額セミナーをうけるべし
ビジネス初心者は、ほどほどにしてください。たまに、長く続く仲間ができることもありますが、高額セミナーを受けたところで、ビジネス初心者が飛躍的に稼げるようになることは、まず、ありません。3ヶ月~半年間学んだだけで大きな成果を出すのは厳しいですので、低料金で継続できる仕組みがあるといいかもしれません。
高額セミナーに通い続ければ、いつか成功できると考え、セミナージプシーの人もいます。高額セミナーがどうのと言うより、本人の素直さの方が大切だと思いますが。
逆に、ビジネスで成功している人は、いろいろ吸収できたり、人脈ができたりと、良いことも多いようです。

3:空間に投資する
私は、近くに人がいるのが嫌いですので、席が狭い、スタバやドトールなどには入りません。
お酒も飲まないため、出張中もホテルにいることが多く、広めのホテルを選びます。この方が、仕事もはかどり、効率がよいです。だから、少し高いです。
新幹線もゆったりできるグリーン車を利用していましたが、グリーン車は別料金を払っているため、ハズレの日は、立ち直れないです。あえてグリーン車は静かだからとパソコンで仕事をする人(カタカタうるさい)がいたり、隣に人が来るとかなりショック(通路側に席を取らないのが暗黙のルール)で、二人組で大きな声でしゃべる人がいると、空間が台無しです。
車両と時間を選べば、普通席の方が空いていることも多いです。取引先の社長さんたちも、ムダな経費削減から、普通席を利用していることが多いことを知り、グリーン車はやめました。

4:本はたくさん読んだ方がいい
成功者やビジネス書の著者に聞くと、ビジネス書はほとんど読まないようです。本は、お好きな方が多いです。
ビジネス書は、人によって言うことが違いますし、どちらかというと長期的視点ではなく、短期的視点で書かれていることが多いため、自分が必要で読みたい本だけにした方がいいです。本の冊数を競うのは、意味がありません。
ビジネスは長期的視点が必要なのですが、長期的視点ではすぐに成果が出ないので、売れる本を作るためには、どうしても短期的視点のスキルに偏ってしまうのでしょう。読み過ぎは、頭が混乱するだけです。

ざっとこんな感じです。
まだまだありますの、次にこうご期待を。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。