就活生が就職活動で営業職を選ぶ際に必要なこと! キャリア 有形・無形商材 法人・個人 新規・ルート
就活生が就職活動で営業職を選ぶ際に必要なこと!
文系大学生の7割くらいが、営業職に就きます。それにもかかわらず、就職活動をする大学生は、営業職を選ぶ上で、営業の知識が足りていないです。おそらく、大学の教員、大学の事務、キャリアコンサルタントなど、営業の経験がない人が多いからです。営業経験があったとしても、人材派遣の営業などです。
大学生が見たことがある営業は、保険、住宅、車の営業くらいでしょう。トヨタ自動車、トヨタ系列に営業をしている営業パーソンを知っている人は稀でしょう。
営業は、実力主義、土日出勤、新規開拓が基本、営業数字が棒グラフになって張り出されている、上司から罵声を浴びせられるというイメージしか持っていない人は、考え方を改めた方がいいです。
下記の動画を見てください!
就活生が就職活動で営業職を選ぶ際に必要なこと!
営業職を選ぶ上で必要な知識をお伝えします。3つの軸から考えた方がいいです。
1,個人営業 OR 法人営業
個人を相手にするか、法人を営業にするかの違いです。
個人向けの営業は、生命保険、自動車保険、住宅、車、リフォームなどの営業でしょうか。土日出勤平日休み、実力主義の部分が多い、営業数字達成に対して厳しいなどの特徴があります。やる気があれば入社できる会社もあります。
一方、法人向け営業は、トヨタ自動車に営業をする、ソニーに営業をする、トヨタ自動車に納入している企業に営業をする、企業に人材派遣の営業をする、企業に採用広告の営業をするなど、多岐にわたります。実力主義の会社もありますが、多くは、年功序列の賃金体系です。基本的に、人が辞めないため、入社するのも難しいです。土日休みです。
2,有形商材 OR 無形商材
有形商材は、テレビ、車、家具、洗剤、お菓子のような完成系(消費財)と、電子部品、材料、原料、材木のような非完成系(生産財)などの2つに分かれます。完成系(消費財)は、トヨタ自動車、ソニー、ライオン、カルビーなど、大企業が多いです。基本的には、家電量販店、スーパー、ドラッグストアなどの販売店へ営業します。非完成系(生産財)は、トヨタ自動車、ソニー、ライオン、カルビーなどに営業へ行きます。メーカーは、日本の基幹産業のため、老舗企業が多いです。そのため、昔からの取引先があり、新規開拓は少なめです。電気が流れるものは、技術的な知識も必要です。
無形商材は、人材派遣、転職相談、コンサルティング、研修、広告、IT業界、Webメディア、教育産業など、たくさんあります。新しい業界が多いです。人材派遣も最近ですし、転職が盛んになったのも最近です。Webメディアに関する会社は、新しいです。新しい会社が多いので、企業が安定するまで新規開拓が必要です。年功序列ながら、仕事のできる社員は若くても出世する企業が多いです。
3,新規開拓営業 OR ルート営業
新規開拓が必要な会社か、今までの取引先に対して営業をするのかの違いです。
老舗の会社は、今までの取引先がありますが、新しい会社、新しい分野は、取引先が少ないので、新規に開拓する必要があります。自分は、どちらが向いているかを考える必要があります。実力主義的な会社は、売れば売るほど、たくさん稼げる可能性はありますが、売れないと会社に居づらくなり、長く働くことができません。ルート営業の会社は、長く働くことができますが、一部の人にとっては刺激がないという難点があります。
運動部で鍛えられてきた、ナンパが得意だという方は、新規開拓営業に挑戦してみてもいいでしょう。
HSP系なのに個人向けの電話営業を選ぶ、口下手なのに実力主義の会社を選ぶ、売る力が半端ないのに年功序列的な法人営業を選ぶなど、ミスマッチを避けるべきです。
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