多忙は、商売繁盛ではない!ときには、仕事の品質を下げる。

多忙は、商売繁盛ではない!ときには、仕事の品質を下げる。


少し前まで、超多忙でした。
身体もボロボロになりました。
おそらく、会社員だったら、プチッとキレて会社に行かなくなってしまう、もしくは過労で倒れる、さらには、うつ病になって休むのどれかだったと思います。

自分でビジネスをしていると、責任感以上の責任感が必要なため、何とか耐えしのぐことが出来ました。

世間的には、「さすがです!」と言われるし、「商売繁盛している!」ように思われるし、「儲かっている!」ようにも見えます。

実は、これが大きな誤りだと気づきました。
今は、ピーク時の半分にしています。

忙しすぎると、仕事の品質が落ちるのです。

1,仕事のレベルが上がらない
講師業をしていると、いろいろな情報を仕入れるためのインプットが必要です。その時間が全くありません。そうなると、しゃべる内容がマンネリ化してきます。

2,仕事の手を抜く
仕事の手を抜いているわけではないのですが、新しく考えたり、資料を作っている時間がありません。そうなると、過去の似た資料を持ってきて使ったり、テキストも工夫しなくなったりしました。これでは、仕事の品質が落ちるのも仕方ありません。

3,将来の仕事の準備が出来ない
起業家は、将来に向けて、いろいろと考えなくてはなりません。その時間が取れないのです。疲れているからその時間が持てないとも言えます。そうなると、2~3年後の仕事の種まきができないため、結果的に、仕事がじり貧になります。

4,仕事をミスする
私のプライベートの性格は、案外、適当です。ですが、仕事となると、ものすごく精密でミスすることなどは滅多にありません。それが、請求書のミス、提出物のミスをするようになってしまいました。請求書は、前回提出したワード文書をコピーして使用するため、項目を書き直すの忘れて提出してしまったりしたこともありました。

5,健康を害する
会社員でしたら、言い方は悪いですが、代わりがいます。他部署に移動もできます。自分が社長(代表)だと、代わりがいません。身体を壊したら終わりです。この代償は、考えているより大きいです。

このように、忙しい、多忙なのは良いことがありません。

営業マン時代にも、多忙になりすぎると緊急時に対応ができなくなり、お客様の評価が下がるからと、あれほど注意していたのですが・・

大きな企業のように、人を雇えば済むという問題ではありませんから。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。