人は楽しいことにも慣れる。だから、あえて間を入れると楽しさが戻る! 快楽順応 快楽順応の中断 行動経済学

快楽順応とは




 
5連休(2026年シルバーウイーク)は、まとめて取るのが最高とはかぎらないようです。

ネルソンらの研究では、途中に中断が入った方が、体験の満足度はむしろ上がりました。

CMがドラマを面白くするのと同じですね。

営業も、一気に押すより間を置いた方が届くのかもしれません。

ちなみに、次の5連休は2032年だそうです。
 

快楽順応(hedonic adaptation)とは、最初はとても嬉しい・楽しいと感じていたことでも、繰り返し経験するうちに慣れて、満足度が下がっていく現象です。

たとえば、高級ホテルに泊まった初日は感動しても、何日も続くと次第に「普通」になっていく。

好きな音楽も、ずっと聴き続けると最初ほどの感動はなくなります。

一方、快楽順応の中断(disruption of hedonic adaptation)とは、楽しい体験をいったん中断することで、慣れが弱まり、再開したときの楽しさが戻りやすくなることです。

たとえば、好きな音楽をずっと流し続けるより、途中で少し止めてからまた聴くほうが、新鮮に感じることがあります。

テレビ番組の途中にCMが入ることで、番組への慣れが中断され、再開後に楽しさが戻る場合がある、という研究もあります。

整理すると、

快楽順応
→「楽しいことにも慣れてしまう」

快楽順応の中断
→「途中で休むと、また楽しく感じやすくなる」

という関係です。

 

組織の不正・判断ミスを防ぐ講演・研修

組織の不正やコンプライアンス違反は、個人のモラルの問題だけで起こるわけではありません。権威への服従、損失回避、サンクコスト効果など、人間の判断のクセと組織の仕組みが重なることで起こります。

行動経済学・認知バイアスの視点から、「なぜ人と組織は判断を誤るのか」「どうすれば誤りにくい仕組みをつくれるのか」を考える講演・研修を行っています。

 

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