人は、貼られたラベル通りに振る舞う! ラベリング効果 消費者心理・社会心理学・教育心理学

ラベリング効果とは




 
人は、貼られたラベル通りに振る舞おうとします。

ラベリング効果です。

「御社のように先進的な企業さんは」と言われると、人はその期待に応える判断をしたくなる。

単なるおだてではなく、相手の良い面に光を当てること。

前向きなラベルは、相手の背中を肯定的な方向へ、そっと押してくれます。
 

ラベリング効果(Labeling Effect)とは、
人は自分や他者に貼られた「ラベル」に影響され、そのラベルに合うように考えたり行動したりしやすくなる現象です。

たとえば、

「あなたは責任感の強い人ですね」
「御社は新しいことに積極的な会社ですよね」

と言われると、その後も「責任感のある人」「先進的な会社」らしく振る舞おうとすることがあります。

営業では、

「御社のように、顧客満足を大切にされている企業なら」

と相手の望ましい特徴を言語化することで、その特徴と一貫した判断を促しやすくなる場合があります。

ポイントは、単なるお世辞とは少し違うことです。相手が実際に持っている特徴や、本人が大切にしている価値観を言葉にしてラベルとして示すほうが自然です。

一方で、

「あなたは消極的ですね」
「この人は仕事ができない」

といったネガティブなラベルも、本人の自己認識や周囲の接し方を通して、その後の行動に影響する可能性があります。

関連する心理学概念には、自己成就予言、期待効果、一貫性、自己知覚などがあります。

一言でいうと、

「人は、貼られたラベルに自分を合わせようとすることがある」

という心理です。

 

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