「自分が知っていること」と「知りたいこと」の間に空白があると、その空白を埋めたくなる心理! 情報ギャップ、好奇心の心理 消費者心理・認知心理学
情報ギャップ、好奇心の心理とは

人は「知りたいのに知らない」状態に、強い居心地の悪さを感じます。
情報ギャップ、好奇心の心理です。
だから「実は、御社が見落としがちな点が一つあって」と少しだけ開けて見せると、続きを聞きたくなる。
全部を最初に出さず、知りたい気持ちを引き出す。
問いかけ一つで、相手は前のめりになります
情報ギャップ(information gap)とは、
「自分が知っていること」と「知りたいこと」の間に空白があると、その空白を埋めたくなる心理です。これは好奇心研究でよく使われる考え方で、Loewensteinが1994年に示した情報ギャップ理論が有名です。
たとえば、
「売れる営業と売れない営業の違いは、実はたった1つです」
と言われると、その「1つ」が何なのか知りたくなります。
つまり、
少し分かる → でも全部は分からない → 続きが気になる
という状態をつくると、好奇心が刺激されます。
営業・マーケティングでは、たとえば「多くの人が間違えている3つのポイント」「結果が出る人だけがやっていること」「この数字を見ると理由が分かります」など、答えを全部見せずに、適度な空白を残すことで続きを見てもらいやすくなります。
YouTubeのタイトルやSNS投稿でも使いやすく、
「なぜ、売り込まない営業ほど売れるのか?」
「知らないと損する、価格提示のある心理効果」のようにすると、情報ギャップが生まれます。
ただし、煽りすぎて答えが弱いと、いわゆるクリックベイトになり、信頼を落とします。重要なのは、好奇心をつくったあとに、ちゃんと価値のある答えを返すことです。
一言でいうと、
「人は、知らないことよりも、“あと少しで分かりそうなこと”が最も気になる」という心理です。
組織の不正・判断ミスを防ぐ講演・研修
組織の不正やコンプライアンス違反は、個人のモラルの問題だけで起こるわけではありません。権威への服従、損失回避、サンクコスト効果など、人間の判断のクセと組織の仕組みが重なることで起こります。
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