あなたの会社の社員、お客様先のプレゼンが危険です!

あなたの会社の社員、お客様先のプレゼンが危険です!


いろいろな会社員の方のプレゼンを見てきましたが、会社員のプレゼンで上手だった人は、見たことがありません。大学のキャリア系の講師をしているとき、就活サイトを運営している会社の営業の方を、何十人と見てきました。下手どころか、いい加減にして欲しいというレベルの人もいます。

大手企業のプレゼン専門担当者でしたら別ですが、ほとんどの会社では、営業や人事、企画などの仕事と兼務しており、どちらかというと、プレゼンをすることの方がおまけです。

ですので、ほとんどの方が、プレゼンに力を入れていません。練習をしていません。

コンペに参加するアパレル企業、IT企業、広告業界ですら、プレゼンに力を入れていないことがあります。

たまに、イベントで呼ばれて、自社の製品の紹介などをする人(プレゼンをする人)がいますが、ほとんどの方が聞いていませんね。棒読みで、動きもなく、つまらない。何を言っているのか分からない。
半分以上が寝ているか、スマホをしています。

大イベントでプレゼンをする大企業の部長クラスの方も、お話しにならないくらい面白くないし、つまらない。会社の代表なんですけどね。仕事が忙しくて、練習している暇もないし、プレゼンでお金を稼いでいるとは思っていないからでしょう。

こんなプレゼンを外部でしている会社の社長さんに言いたいです。
もしくは、大企業の経営者、部長クラスの方に言いたいです。

あきらかに、会社の品位を下げてますよ!

プレゼンには、その先の目的がある!

どこでプレゼンをしようが、上司が見ていないかもしれませんが、会社の代表であることは間違いないわけです。広告と同じように、繰り返しじわじわと効いてきます。

きちんと、プレゼンの仕方を習うべきです。
そして練習すべきです。
仕事として、プレゼンの練習の時間を取るべきです。

私は、いずれ、英語よりも大事なスキルになると思っています。
外国人と戦うには、プレゼンスキルが物を言います。

1日プレゼン研修を受けただけでは、上達することはありません。
プレゼンをしてモノを売る、お金を稼ぐ、採用してもらうなどの経験がない人のプレゼンは、キレイなだけですので、プレゼンの先に何が必要なのかも考えないといけません。

目的は、プレゼンをすることではなく、プレゼンの先にある、モノを売る、採用してもらう、お金を稼ぐことなのですから。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。