競合がいない仕事は、成長しない!名古屋ー豊橋、名古屋ー浜松で大違い

競合がいない仕事は、成長しない!名古屋ー豊橋、名古屋ー浜松で大違い


私は、名古屋在住です。
静岡県の浜松に、ときどき仕事で行きます。先日、時間に余裕があるし、新幹線も飽きたので、久しぶりに在来線に乗りました。

浜松まで新幹線では、こだまで45分、ひかりで30分、料金は片道自由席で4,420円。在来線は、豊橋での乗り換えを含めると、2時間近くかかります。料金は、1,940円。これでは、在来線には乗れませんね。
しかも、競争のない豊橋ー浜松間は、不便極まりないです。本数は少なく、車両も短い。これは、JR側の新幹線を利用してもらいたいという、策略だと噂されています。

これが、名古屋ー豊橋となると大違いです。
名古屋から豊橋までは、名鉄(名古屋鉄道)と、JRが並走しています。そのため、競争が激しく、超便利です。
どちらも往復切符があり、名鉄は往復平日1,740円(通常片道1,110円)、JRは、往復平日1,860円(通常片道1,320円)で、片道がタダみたいなモノです。土日は、さらに安い。
JRは、追加料金510円で新幹線に変更可能。
時間は、名鉄の快速特急、JRの新快速で50分程度です。新幹線は、こだまで30分。
これでは、新幹線に乗る必要はありません。在来線の方が、本数が倍ありますから待ち時間を含めたら、在来線の方が早いこともあります。

JRはまっすぐな線路でスピードが早いのですが、名鉄はカーブが多く、スピードが出せません。そのため、停車駅を減らして時間を短縮するということもしています。

このように、競合があると、お互いに切磋琢磨をして、お客様を確保しようとします。
これが、ビジネスの競争原理なんだと思うのです。
お互いに、工夫して、最大限までレベルを高め合う。

講師でも営業でもそうですが、厳しい世界を勝ち抜いてきた場合、どこでも通用スキルになります。
場所を変えたりすると、一気に儲かったりします。

これを競合がいない世界で、切磋琢磨しないと、プライドだけ高くなり、ライバルが登場したときには、必ず、負けて消えるハメになります。

中小企業は、大企業と戦ってはいけませんが、ある程度の競合他社、ライバルがいる業界で勝ち抜くことで、どこにでも通用するスキルになることは間違いありません。

厳しいかもしれませんが、競合のいない世界を探す前に、ライバルに勝ち抜くスキルを身につけるのが先ではないでしょうか。資金力、数の論理で勝負しない世界であれば、絶対にライバルに勝てる方がいいです。

講師であれば、集客力を磨くことではありません。
集客力は、広告宣伝が強い、営業マンの数が多いなど、資金力に負けます。
知名度を上げる出版でも、資金があればどうにかなる部分も多いのです。

講師は、分かりやすい伝え方、分かりやすい事例、聴衆を巻き込み技術、見た目や服装、笑顔などを磨くのです。
これらは、すべて自分の努力です。
資金力は必要ありませんから。

書籍『売れる言いかえ大全』(フォレスト出版)

重版決定!三省堂書店名古屋本店でランキング1位を取った『売れる言いかえ大全』。売れるセールスパーソンの「言葉づかい」を身につけて売上を爆増させる本です。

○お客様との別れ際に
売れない人は「失礼いたします」(しか言わない)
売れる人は「本日はお会いできてうれしかったです! 」

○クロージングの最後のひと言
売れない人は「契約していただけませんか?」
売れる人は「ぜひ一緒にやりましょう! 」

など合計100法則。400ページの鈍器本。